寒い日が続きますね!
今の時期、朝お布団から抜け出すの辛いですよね!
さて、タイトルの件でお問い合せがありましたので、カビ防止とカビが発生してしまった場合の対処法についてお話しします。
当店でも大好評の東京西川のコンディショニングマットレス’エアー’など、ウレタン製のマットを使っていてカビが生えてしまう事はありがちです。
カビの発生はフローリングの上で使われている方が最も多いですが、畳の上でもベッドでも発生しています。
カビの原因はマットと床(畳等含む)の間に溜まる水分(結露)です。
一晩寝ている間にカラダから発散する水分(汗)はコップ1杯とか2杯とか言われますが、その水分のうち数割はマットの下に抜け床との間に溜まってしまいます。
※ウレタン本体は通気性が良いので水分を溜め込むことは通常使用ではありません。
生活スタイルの変化でマットを敷きっぱなしのお家も多いので、そのまま放置しておくと、どんどん水分が溜まりカビの胞子が着くことによりカビが発生してしまいます。
最近の住宅は機密性が高くなり冷暖房の効率は良くなっている反面、アルミサッシでは結露も起きます。その関連としてお部屋の湿気が抜けにくくなっていますから、お部屋の換気をすることは冬場でも大切です。そしてマットレスの管理は、毎日とは言いませんが週に2回程度はマットを起こし、マットの下面と床面を乾燥させることが大切です。
次に、カビが発生してしまった場合の対処ですが、こうなるとお布団の丸洗いしか手がありません。
丸洗いで汚れも雑菌も99%は取り除けますが、カビの色素は落とすことができないので、気になるようであればお布団の側替えをお薦めします。
カバーだけ洗えば大丈夫、というのは間違いで、お布団の中までカビが入り込んでいますので根本的な解決には至りません。
※綿わたのお布団が冬場冷たく重く感じる理由。
綿わたの敷きふとんは一般的に約6㎏の重量があります。冬場は天日干しでお布団を乾燥させることができないので、室内の湿気や汗などの水分をどんどん吸い込んでしまいます。その水分量はお手入れ無しで放置すると2リットルとも言われます。2リットルというと一升瓶1本分以上ですから驚きです! ですから布団自体も重くなり湿気で冷たくなります。冬場は天日干しも出来ないので布団乾燥機などで乾燥させることが大切です。
以上参考にしていただければ幸いです(^^)/