日差しの暖かさが心地良い飯田地方です!もりたけです。
しかし朝の冷え込みは今朝は4℃、寒暖差が大きくなりました。
そうすると暖かいおふとんが必要になり、羽毛ふとんの動きが大きくなってきます。
最近は羽毛ふとんの価格が高騰して、売り手・買い手が共に懐の痛い話しですよね。
そんな寝具業界では、高騰している羽毛ふとんに代わる素材や技術を模索しているようですが、そこはなかなか・・・・・。
やはり掛けふとんは、羽毛より暖かくて機能的な素材は今のところ無いのが実情です。
ではなぜ様々な掛け布団を凌いで羽毛ふとんが良いのかを説明します。
A)寝具に求められる共通した機能とは
1.保温性 – 空気を多く含むことで暖かい空気をたくさん溜め込み保温力が上がります。
2.吸湿・透湿性 – 寝ている間にカラダから出る汗や、空気中の水分を吸ったり透過させたりする性質。植物性の繊維が優れている
3.放湿性 – 吸い込んだ汗や水分を外にはき出す性質。動物性の繊維が優れている
B)掛けふとんだけに求められる機能
1.軽さ – カラダに負担をかけない
2.フィット性 – ふとんとカラダに隙間がない
C)素材別の特徴を比較
--------保温性 保湿性 放湿性 軽さ フィット性
・木綿わた ○ ○ × × ×
・合繊わた ▲ ▲ × ○ ▲
・ウール ◎ ◎ ◎ × ×
・ウール混 ○ ○ ○ ▲ ▲
・真綿 ◎ ◎ ◎ ○ ◎
・羽毛 ◎ ◎ ◎ ◎ ◎
※羽毛ふとんだけが全てにおいて◎です。
A).B).C)からも分かるように、掛けふとんの素材には羽毛が最も適していることがわかります。
羽毛と一口に言ってもグレードや側生地により価格はもちろん機能的にも幅がありますので、これについては次回ご説明しますね(^^)/