J-TASとは羽毛を使った製品が、海外及び国内監査機関を通して正しいルートで輸出・輸入された証明マークのことです。
日本寝具寝装品協会が開発した羽毛のトレーサビリティ監査システム(JBA Traceability Audit System) を通過した製品にJ-TAS ラベルが付与されます。認証を受けた製品は、羽毛の産地から製造に至るまで個別にトレース出来るので、消費者の方に安心してご購入いただけます。
現在国内に輸入されている羽毛原料は、羽毛ふとんが普及し始めた当初より中国と台湾で約半数を占めています。しかし販売されている羽毛ふとんの産地表示には、ポーランド、ハンガリー、フランス等々とかくヨーロッパの国々が産地として表示され、実のところこの産地偽装が業界全体ではびこっている(らしい)のが現状です。
過去にも産地偽装、表示偽装等が度々露見しメディアにも取り上げられましたが、ほとぼりが冷めるとまた繰り返されるため、業界も信頼性の向上に本腰を入れた、というところです。
詳しくは西川ホームページにも記載があります
https://www.nishikawa1566.com/contents/nishikawa-umou/j-tas/
GD Freakより引用
西川でも「J-TAS」の導入が始まり、羽毛ふとん製品に順次タグが縫い付けられています。このタグには全て個別のシリアルナンバーが付き、そのナンバーから産地確認が出来るという訳です。今後羽毛ふとんをご購入される時にはぜひ参考にしてください。
※全ての羽毛ふとんメーカーが加盟しているわけではありません。未加盟でも正確に産地表示されてるメーカーはありますので「J-TAS」タグが無いから偽装表示という訳では決してありません。