寝具とまくらの専門店 もりたけ
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お布団の天日干しでやってはいけないこと!

      お布団豆知識, スタッフブログ      admin@moritake

お布団メンテナンスで前回お伝えし忘れたことがあったので補足です。

「お布団の天日干し」についてです!
車を運転してると、お布団を天日干ししている光景をごく普通に見かけます。天日干したお布団で寝るのはとても気持ちいいですね!
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ここでお布団の天日干しクイズです。

問い1.どんなお布団でも天日干しをしても良い
問い2.干したお布団は布団たたきでホコリが出なくなるまで叩く
問い3.干すのは片面だけで良い

回答
問い1 ×  問い2 ×  問い3 ×
3問ともNGです。

解説をする前に
天日干しをする理由は3つ!あります。

1.お布団を乾燥させる。
2.ダニを退治する
3.太陽の紫外線で雑菌を死滅させる
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問い1の解説
天日干しをしても良いお布団は
中わたが、綿100%または綿/ポリエステル、ポリエステル100% のお布団です。
中わたが、羽毛や羊毛のお布団はあまりオススメできません。

綿ワタを使ったお布団の特徴は、湿気を溜め込みやすいことです。
そうするとお布団に入ったときにべた~っと冷たい感触になりますね。保温力も上がりません。
更に高湿度温度エサ(フケや垢など)の3要素が揃うと、ダニのとても居心地の良い住処になってしまいます。場合によってはカビも発生します。
そのために天日干しをするのが効果的です。表裏各1時間、合計2時間程度で乾燥+ダニ退治になると言われています。
※綿ワタの敷き布団を重くかんじるのは(特に冬場の布団が干せない季節)水分を大量に溜め込んでいるためです。その水分量はなんと一説によると最大2.0kg。一升瓶とほぼ同じ量の水分を溜め込んでいます。必然的に、重たい、冷たいとなります。ですから冬場は布団乾燥機なども使用すると効果的です。

ポリエステル100%のお布団は、化学繊維のためワタ切れによる繊維ホコリの心配はなく、吸湿機能は低いので湿気を溜め込むことも少ないので、結論的に言うと雑菌の紫外線除去という目的で干す程度のことです。ですからカバーを定期的に洗い換えする、掃除機を掛ける程度でも構わないと思います。

羽毛ふとん羊毛ふとん天日干しはオススメできません。
理由は3つ!
a.動物繊維は湿度を繊維自体がコントロールしています

動物繊維自体が年間を通して湿度を一定に保つ働きがあるので基本的にお布団は常に乾燥しています。
b.動物繊維を高温にさらすと繊維が壊れやすくなり劣化を早めます。
髪の毛を乾燥させる時にドライヤーの温風で乾燥させますよね。そして高温にさらしすぎると毛先が痛んで枝毛や切れ毛の原因となります。髪の毛は頭皮から生えているため切ってもまた伸びて再生します。でも羽毛や羊毛の繊維は言ってみればカラダから離れて既に死んでいる毛なので再生ができません。壊れたら壊れっぱなしで機能が低下していきます。
c.ダニや雑菌が住みにくい。
ダニの心配はというと、羊毛ふとんの場合、ダニが住み着く3要素の1つ(湿度)が欠けているのでダニは住めません。
羽毛ふとんは、側生地に使用されている織物は羽毛が吹き出ない様に高密度に織られているのでダニは布団の中に進入できません。同じくエサとなるフケや垢も内側へは入りません。従ってダニの住み着く3要素すべてが無いため、根本的にダニや雑菌は付かないと考えてください。

従って天日干しをする必要は無いということです。

ただ、側生地にホコリや花粉などは付きますから、カバーを定期的に取替えお洗濯することと、日中風通しの良い部屋で布団を拡げ、あるいは陰干しで軽くはたくとか、掃除機をかけるなどで十分です。

※ここポイント
多くの方が「羽毛や羊毛は動物繊維だからダニが心配」と誤解されてます。
実情は全く逆で、綿ワタ布団の場合100%に近い確立でダニは住み着きます。坊ダニ加工されていても長くても5年で効果がなくなるのでそれ以後はダニが住み着きますただしアレルギーの無い方には全く無害なので問題はありませんが、花粉症の様にある年から突然症状が現れる場合もありますから、寝具を衛生的に保つために3~5年に一度お布団を丸洗いすることも有効です。
また最近はお布団専用の掃除機も市販されているので使われるのも良いと思います。

問い2の解説
経験のある方も多いと思いますが、綿ワタ布団の場合、パタパタ叩くと最初はすごくホコリが出ますが徐々に減ってきます....が、いつまで経ってもホコリが止まることは無いです。
ホコリの正体は吸い込んだホコリやチリダニの死骸の破片、フン。そして壊れた綿の繊維です。叩き続けて出るのは叩かれて壊れた繊維なので、ホコリはいつまで叩いても止りません。だから叩きすぎはNG!

また、羽毛や羊毛は絶対に叩いてはいけません。天日干し自体がオススメでは無いことにプラスして繊維を破壊する行為なのでNGです。

子どもに任せて永遠に叩かせていると布団を傷め寿命をどんどん短くする行為なので気をつけてください!!

問い3の解説
綿ワタふとんを天日干しする場合、表裏各1時間、計2時間程度で乾燥すると言われています。
季節や気温にもよりますが、時間があれば両面干すのがベストです。
一番の理由は、片面干しでもある程度乾燥はしますが、ダニ退治となるとやはり片手落ちです。
干している時に表面にいるダニは死滅するモノもいますが、生き残ったダニは必至に温度の低い裏面に脱出を図りますから、より多くのダニを死滅させるためには両面干すことをオススメします!

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メディアでダニ特集など気になる放送がたびたびありますが・・・・

余談ですが、テレビ番組でダニ特集の企画があると決まって登場するのが布団に住み着くダニの話しです。
そして決まって調査員がある家庭を訪問して「うわっ!こんなにダニがいますよ奥さん」
的な・・・。
でも実際には前述の通り、ダニが住み着くお布団は”綿、綿/ポリエステル”のお布団です。
その他の布団(ポリエステル100%、羽毛、羊毛、羊毛/ポリエステル)はダニの住み着く3要素が揃わないためダニが住めないんです。
当店の掛け布団、敷き布団の販売実績の内、綿ワタのお布団の販売率は全体の2%以下です。
単純にそのまま日本全国の家庭に置き換えることは出来ませんが、綿または綿/ポリのお布団の使用率は相当低いと考えられます。
にも関わらず、ダニ企画の番組では、坊ダニや除菌加工の布団の説明や、羽毛ふとんや羊毛布団にはダニは付きにくいという説明もなく、ただダニの恐怖を煽るだけの内容に嫌気がさします。

これからもお布団に対して正しい知識を発信していきますのでよろしくお願いします!!

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