寝具とまくらの専門店 もりたけ
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ムアツふとんからのお買い換え!+おふとんメンテナンス。

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少し肌寒いですが行楽にはもってこい!好天の飯田地方ですね。もりたけです。

さて、先日ご来店されたお客様に東京西川・コンディショニングマットレス・エアー01をご購入していただきました。
このお客様は12年前に当店でご購入いただいた「ムアツふとん」を長らくご愛用されていた女性です。
電話でムアツふとんの洗い替え用に専用カバーのご注文を頂いた折に「そろそろムアツ本体も買い替え時期ですよ」とご案内して買い換えに至りました。

一般的におふとん、特に敷きふとんの寿命について専門店としては5年から7年程度としています。
買い換えの目安としては
1.ボリューム感がなくなって腰の部分などがヘタってきた。
2.寝ている時に”底付き感”がする。
などがありますが、ムアツふとんなどウレタン系の素材で出来ているモノについては「見た目」では分からないので注意が必要です。
と言うのも性質上加重がかかっていない状態では復元力が強いのでヘタっているように見えないからです。
ウレタンが経年劣化した状態だと、本来の体重を支える支持力が低下しているために、体圧分散効果も低下しています。そして、実は寝心地が悪くなっているのに「歳のせいかな」「疲れが溜まってきたのかな」の方に意識が向いてしまいます。
ムアツふとん・エアー01・整圧敷きふとん、全てウレタン製品ですから同じことが言えますね。

それぞれの商品にはカーボーンを購入して耐久性に優れた上位機種もありますが、それらでも寿命は10~12年が限界です。

ふとんですから、見た目には大して変わらなくても快適に使用できる期間は限られます。
ウレタン系素材の敷きふとんは目安として7年程度、と覚えておくと良いと思います。

綿ワタや羊毛を使ったおふとんの場合には、打ち返しという方法もありますが、まずは使用して3~5年で丸洗いをお薦めします。
今は丸洗いの技術も以前と比べて向上していますから、衛生加工するだけで無くかさ高もかなり復元しますよ。その次のメンテナンスはまた3~5年後となりますが、素材の劣化も進んでいると思いますので買い替え時期とも言えます。

ps:おふとんの価値観についてのお話し。
現在70歳前後の方を境に、おふとんの価値観に違いがあります。
1930年頃までは、いわゆる”綿(ワタ)の価値が現在とは比較にならないほど高額で価値の高いモノでした。
従って”ふとん”とは価格の高い家具的なモノで、大切に長持ちさせて使う。という意識が強かったと言えます。
おばあさんが、孫(女)が産まれるとワタを少しずつ買い溜めて嫁入りの寝具一式を揃える、なんてこともあったんです。

しかし昭和30年代になると化学繊維の登場など、寝具の素材として適したオーガニックな”ワタ”以外の素材も登場し製造方法の改良などでコストもどんどん下がってきた事により価格的な価値観は下がってきました。
また寝心地を重視するために素材の寿命も重要視させています。
例として、”綿(ワタ)”を使ったおふとんは、寝心地を無視すれば何十年もふとんの形を維持したままで使い続けられます。

しかし“ワタ”の快適な寝心地を維持するために重要な性質とされる、弾力性、水分の吸湿発散性の持続期間は概ね15年とされています。
ですからおふとんの形はしていても快適に気持ちよく寝られる状態ではないんです。15年経過してワタを打ち返し仕立て直しをしたとしても、素材の寿命尽きているので元の寝心地は得られません。
しかも新品で買い替えた方が仕立て直しより価格が安く寝心地も良くなるとなれば、やはり買い替えになります。
大切にモノを使うという意識は大切だと思いますが、自分が健康的に快適に睡眠が出来るとしたら定期的な買い替えはどうしても必要不可欠になりますね。

当店でムアツふとん等のメンテナンスや買い替え時期についてのアナウンスは折込広告、ダイレクトメール等でしているんですが、なかなか情報が行き届かないのが現状ですが、メンテナンスなどご不明な事などありましたらお気軽にご相談ください。

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