寝具とまくらの専門店 もりたけ
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2層式(ツインキルト)羽毛ふとんて?

     2019/06/05   お布団豆知識      moritake staff

本日、羽毛ふとんを買いにご来店されたお客様のお話しです。

・Aさんは、羽毛ふとんコーナーで開口一番「二層式が希望なんです」

理由を聞いてみると、立体キルト(1層)よりも暖かいと知人から聞いたので・・・ というお答えでした。

当店にも二層式の羽毛ふとんは、羽毛ふとん全体の3割程度のアイテム数になっており、 各メーカーも必須でラインナップしています。

◎2層式は立体キルト(1層式)に比べると確かに暖かいです。しかしこれには前提があります。

それは”同じ羽毛を使って作られたなら”と言うことになります。

◎詳しく説明すると

通常のシングルサイズの羽毛ふとんで、立体キルトは羽毛充填量(吹き込んだ量)の標準は最近では1.2kg。 それに対して2層式は標準が1.4kgとなります。

これは、使用する羽毛の質に由来します。

・流れで説明します

販売価格をなるべく抑えるために製造コストを安くしたい。

仕入れ原価の安い羽毛=サイズの小さい羽毛を使用しよう。

羽毛が小さいたカサ高もやや少なめで保温力もやや劣ってしまう。

カサ高と保温力を上げるための工夫をしなければならない。
→200g増量しよう。
→2層式にして、暖まった空気をできるだけ滞留させたらどうか。

研究開発

製品として完成!

となります。ですから一部例外もありますが、実売価10万円を超える羽毛ふとんでは2層式は殆ど無いんです。

二層式にしなくても1.2kgの充填量で十分カサ高と保温力がでるので、わざわざ2層式にする必要がないんですね。

◎世間的には”2層式は暖かさも2倍”なんて誇張表現も見られ、購入する際にはとても惹かれますが、2倍なんてことはあり得ません。

二層式羽毛ふとんは、小さめの羽毛を使用し製造コストを抑えつつ、一定の保温力を確保して快適に使える、側生地の一つの方法とご理解下さいね!

○2層式のデメリットもあります。

・立体キルトに比べ、2段に仕切るため、生地が1枚多く必要になりますから、全体として生地1枚分が重くなります。
羽毛ふとんは軽さが命! ご購入の際には”軽さと保温力と価格”を天秤に掛けてご検討下さい。

○リフォームについて

・リフォームする場合、中の羽毛を使って側生地を新しくする場合は2層式ではなく立体キルトになります。
2層式の羽毛充填は立体キルトに比べ手間がかかるため、ほとんどのメーカーは対応していません。

Aさんも”2層式は凄く暖かい神話”を鵜呑みにされてましたので、同じように説明をして、ご理解いただいた上で39,800円の羽毛ふとんをご購入していただきました。

以上、2層式羽毛ふとんのお話しでした(^^)/

※2月18日のブログで、キルトの種類についてアップしてありますので、そちらも参考にして下さいね!

http://www.moritake.jp/diary-detail/113

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