寝具とまくらの専門店 もりたけ
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2層式(ツインキルト)羽毛ふとんて?

     2020/09/12   お布団豆知識      moritake staff

本日、羽毛ふとんを買いにご来店されたお客様のお話しです。

Aさんは、羽毛ふとんコーナーで開口一番「二層式が希望なんです」と言われました。

理由を聞いてみると、立体キルト(1層)よりも暖かいと知人から聞いたので・・・ というお答えでした。

当店で現在店頭に出している二層式の羽毛ふとんは、羽毛ふとん全体の3割程度のアイテム数になっており、 各メーカーも必須でラインナップしています。

◎2層式は立体キルト(1層式)に比べると確かに暖かいです。しかしこれには比較対象の条件として”同ロッド・同品質のダウンを使用した場合”となります。

詳しく説明すると

側生地(がわきじ)が立体キルトでシングルサイズの羽毛ふとんは羽毛充填量(吹き込んだ量)の標準は最近では1.2kg。 それに対して側生地が2層式は標準が1.4kgとなります。これは使用する羽毛の品質に由来します。

なぜ200g多いのか?をメーカーさんのマーケット的な流れで説明しますと・・・

販売価格の設定(なるべく価格を低くしたい)。
→製造コストを安くしたい。
→仕入れ原価の安い羽毛=サイズの小さい羽毛を使用しよう。
→羽毛が小さいためカサ高・保温力は劣ってしまう。
→カサ高と保温力を上げるための工夫をしなければならない。
→200g増量しよう。
→2層式にして、暖まった空気をできるだけ滞留させたらどうか。
→研究開発 →製品として完成!

となります。ですから一部例外もありますが、実売価格で10万円を超える羽毛ふとんでは2層式はあまり見かけません。

高品質の羽毛を使用した場合、側生地を二層にしなくても1.2kgの充填量で十分なカサ高と保温力が確保できるので、わざわざ2層にする必要がないんですね。

◎世間的には”2層式は暖かさも2倍”なんて誇張表現も見られ、購入する際にはとても魅力的に感じますが、2倍なんてことはあり得ません。

二層式羽毛ふとんは、小さめの羽毛を使用し製造コストを抑えつつ、一定の保温力を確保して快適に使える、側生地の工夫の一つとご理解下さいね!

○2層式のデメリットもあります。

立体キルトに比べ、2段に仕切るため、製品全体の重量として、増量した羽毛200g+掛けふとんと同面積の生地1枚+間仕切りの生地の重量(約800g以上)が重くなります。
羽毛ふとんは軽さが命ですから製品重量という視点からみると逆向きなんですが、販売価格/保温力/製品重量のバランスを取りつつマーケットに挑むメーカーさんの工夫は尊敬に値しますね(へへ)!
ご購入の際には”軽さと保温力と価格”を天秤に掛けてご検討下さい。

○リフォームについて

・リフォームする場合、中の羽毛を使って側生地を新しくする場合は2層式ではなく立体キルトになります。
2層式の羽毛充填は立体キルトに比べ手間がかかるため、ほとんどのメーカーは対応していません。

Aさんも”2層式は暖かい神話”を鵜呑みにされてましたので、同じように説明をして、ご理解いただいた上で39,800円の羽毛ふとんをご購入していただきました。

以上、2層式羽毛ふとんのお話しでした(^^)/

※2月18日のブログで、キルトの種類についてアップしてありますので、そちらも参考にして下さいね!

http://www.moritake.jp/diary-detail/113

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