昨日の午後、飯田OIDE長姫高校のかわいらしい1年生の女の子6人が取材に訪れてくれました。
“丘の上の魅力は?”という切り口で丘の上の商店街を取材しレポートとしてまとめるそうです。
“丘の上”とは城下町として発展してきた旧飯田市街地のことを指します。昭和60年代までは右肩上がりに発展しましたが、市街地を迂回するバイパスの整備や郊外ロードサイドに出店した大型店の影響、最近ではネット通販の急成長でご多分に漏れず悲しいかな衰退の一途をたどっているのが現状です。
通称“丘の上商店街(旧市街地商店街)がシャッター街化する一方で、頑張っているお店の一つとして高校生が取材に来てくれたことがとても嬉しかったです。
実は私も長姫高校の卒業生であり、在学当時は高校の校舎もこの旧市街地にあり一番賑わっていた当時を知っいますから現状をとても憂いています。
しかし逆説的・自虐的に言えば道路も人も「週末でも混んでない!!」のでゆっくりといろんなお店でお買い物を楽しみながら、飯田市のシンボルでもある“りんご並木”を散策したり、飯田美術博物館で地元出身の明治期の偉大な日本画家・菱田春草の絵画鑑賞や、2つある映画館で話題の作品を観るのも良し。飯田動物園に足を運び動物と触れ合う、なんてことも全部”丘の上商店街”で出来てしまいます。
物販のお店以外にもまだまだあります。市役所、警察署、消防署、県・国の合同庁舎などの行政施設、総合病院/各種専門病院、歴史の長い寺社仏閣、ランチ/ディナーの飲食店、夜の歓楽街・・、和菓子屋さんの多さも特徴的で、甘い和のスイーツを店内で頂けるお店も多数あります。
“丘の上商店街”は地方都市のとてもコンパクトなエリア(約1km×1kmなので端から端まで歩いても15分足らず)ですが、その中に様々な施設が揃う日本中探してもそうそう無いユニークな商店街なんですよホントに!
えー少し熱く語ってしまいましたが、”丘の上商店街”のおおよそのディテールがご理解いただけましたら幸いです。
ちなみに11月3日(日)には「丘の上フェスティバル2019」も開催されます。
ぜひ飯田の”丘の上”に足をお運びくださいね(へへ)!
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