こんにちは。今日は雨模様の信州飯田地方です。寝具の番人もりたけです。
ブログの更新もなおざりになりになっていて反省しきりです。
さて、つい先日、羽毛ふとんについてのお問い合せがありましたのでご紹介します。
お客様からのお問い合せ
1)50代女性
5年ほど前に購入した羽毛ふとん(他店購入、ダックダウン90%1.2kg、約8万円)ですが、今の時期は寒いので毛布を1枚掛けて使用しています。最近購入した主人のモノより価格は高かったのですが、主人は毛布も必要なく暖かいと言っています。私が使用している羽毛ふとんは品質が悪いのでしょうか?
もりたけからの回答・抜粋)
まず押さえておくポイントが二つあります。
a.羽毛ふとんの特徴。他の繊維との大きな違いは「外気温に応じて保温力が変動する」ということです。寒ければ保温力が上がり、暖かくなると保温力が下がる性質です。
b.暖かさの基準は人それぞれ感じ方が違います。暑がりの方もいれば寒がりの方もいます。
それを踏まえた上でお話しをしますが、1年・春夏秋冬という季節が巡る中で、掛け布団は1枚でできるだけ長い期間使えた方が便利です。
羽毛ふとんはその条件にぴつたり合いますから、秋口の早い段階から初夏まで気持ちよく使用できます。
そのために保温力をほどほどのところで抑えておかないと、暑すぎて使える期間が短くなってしまいます。
ですから今の厳寒期、1枚で暖かい羽毛ふとんの場合、3月になると暑くて薄いふとんに変えなくてはならない、ということになる場合もあります。
またお問い合せの奥様とご主人では暖かさの感じ方も違いますから、奥様のお布団をご主人が使用されたとして「1枚で十分暖かい」と言うかもしれません。
結論的に言いますと、奥様と同じように毛布を1枚掛けて保温力をコントロールされている方は大勢います。ですから奥様のご利用方法は必然でけっして羽毛の品質が悪いとは言えないということです。
※お布団についてのお問い合せは随時お答えさせていただきます。ご遠慮なくお問い合わせください!