寝具とまくらの専門店 もりたけ
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毛布の素材でアクリルとポリエステルの違いは?

     2020/09/12   お布団豆知識      admin@moritake

★日増しに寒くなり、マフラーや手袋もそろそろ登場ですね。

さて、みなさんのお家にも何枚もあるお馴染みの”毛布”についてのお話しです。
ウールやシルクなどの天然素材もありますが、今日は化学繊維の毛布についてです。

寝具店はもちろん今ではいたるところで販売されていますが、まず頭に浮かぶのが”マイヤー毛布”
柔らかい手触りと風合い、保温力が魅力です。

さて本題です。皆さんが5年ほど前から今までに購入されたマイヤー毛布(実売価格6,000円未満)があったとしたら、品質表示はそれ以前の同額品と比較して違う部分があります。
それは、2008年以前→原材料表示がアクリル。2008年以降→ポリエステル。となっていることです。

アクリルとポリエステル、一見大差無いように思えますが、ポリエステルは”綿(めん)の代替え品”として衣服の生地に多く使われる繊維で価格は安い。それに対してアクリルはウールに似せて作られ”保温性のより高い素材”としてセーターや毛布の原材料となり、価格は高くなります。

以上の理由により毛布にアクリルが使用されるのは当たり前だったんです。
ところがここ数年来アクリル価格が高騰し(原因は複雑だそうです)、毛布メーカーとしては販売価格を維持するためにコストを落とす苦肉の策として原材料をアクリルからポリエステルにシフトし現在に至っていると言うわけです。

結論的に言うと、ポリエステルはアクリルと比べると保温性は低くなります。しかし外見上は全く見分けがつきません。価格は5年前と同じでも実はクオリティーは下がってる、これが実情です。

皆さんが何となく聞き慣れていたのは”アクリル・マイヤー毛布”だったと思いますが、そんな理由があって実売価6,000未満の毛布は”アクリル”の表記が無くなり”マイヤー毛布”になっています。現在スーパーやホームセンターで販売されている毛布はほぼポリエステルです。

当店の実情をお話しいたしますと、それでも何とかアクリル毛布を仕入れ、安価で提供してまいりましたが、今月21日からのセールで広告に掲載した”アクリルマイヤー毛布¥3,480″ この在庫が終了と同時にアクリル素材の毛布は5,000円代後半の価格になります。ふとん屋としてはとても心苦しいです。

そうは言いましても、困難に遭遇しないとイノベーションは起きませんよね。
毛布原料としてのポリエステルも頑張っています。より保温力を上げるために、フリースやマイクロファイバーなどの弟分となる新素材も登場していますし、他の素材と組み合わせて(吸湿発熱素材など)保温力の向上にもチカラを入れてます。静電気が起きやすい、熱に弱い、風合い、手触り、保温力などまだまだアクリルの持つ機能には到底及びませんが、今後の技術向上に期待しています。

今日はこのへんで(^^)/

PS:マイヤー毛布の名前の由来はドイツのカールマイヤーラッセル機という機会で編み上げて作るところからきています。昭和40年代前半に機械が導入されると、それまで主流だった”タフト織り”の毛布を凌駕し爆発的にヒットし現在に至っています。
保温力の高い寝具(羽毛ふとんなど)が普及し販売数は落ちてますが、まだまだ人気(特に団塊の世代から上)の皆様にはとりわけ喜ばれています。

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